須佐神社は最強のパワースポットで知られ、御朱印・お守り・大杉・七不思議など情報まとめ

島根県出雲市佐田町の「須佐神社」は、最強のパワースポットとして知られています。

その噂を聞き、はじめて「須佐神社」を訪れました。

大自然に囲まれ神秘的な雰囲気が漂う「須佐神社」について、御朱印お守りなどの情報とあわせご紹介します。

是非ご参考にお願いします。

 

須佐之男命の御魂を祀る・須佐神社(パワースポット)

須佐神社 正門_20220717

須佐神社」が最強のパワースポットといわれる理由の一つに、全国唯一「須佐之男命・スサノオノミコト」の御魂を祀る神社です。

「須佐之男命」は、ヤマタノオロチを退治した英雄(日本神話)として、今も伝えられています。

「出雲国風土記」では、スサノオが「須佐」に来て最後の開拓をされたと記されてます。

また、須佐之男命は「この国は小さい国だがよい国だ・自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」といい、この地を「須佐」と命名され・自らの御魂を鎮めたとされています。

須佐の地は、須佐之男命との関りが深く、須佐神社は「出雲国風土記」に登場する古社になります。

 

須佐神社の大杉(パワースポット)

須佐神社 大杉2_20220718

さらに須佐神社には、パワースポットとして樹齢1300年と伝えられる「大杉」があります。

大杉の場所は、須佐神社・御本殿の後方です。

この大杉は、幹の太さが6m、樹高は24mほどある大樹が、須佐の地を守るように立っています。

その姿は、威厳に満ち溢れ強い生命力を感じることから、テレビでも最強のパワースポットとして紹介(江原啓之さん)されました。

以前では、この大杉に触れることが出来ましたが、現在では柵で囲われています。

 

須佐神社 大杉案内板20220718

案内板には、この大杉は昔、加賀藩から帆柱にと金八百両で所望があったそうです。

しかし須佐国造は、これを断ったと伝えられています。

須佐神社の大杉は、この須佐の地において、お金には代えられない重要な巨木であった証ですね。

 

須佐の七不思議(須佐神社の境内)

須佐神社 七不思議20220718

須佐神社の境内には「須佐の七不思議」と語られる伝説があります。

七不思議とは、「塩井・しおのい」「神馬・しんば」「相生の松・あいおいのまつ」「陰無桜・かげなしざくら」「落葉の槙・おちばのまき」「星滑・ほしなめら」「雨壷・あまつぼ」になります。

塩の井(しおのい)

境内に湧き出している塩の井は、出雲大社の西にある稲佐の浜に続いているそうです。

須佐之男命は自らこの潮を汲み、この地を清められたといわれてます。

須佐神社 塩井2_20220718

満潮の時には、塩井周りの地面には潮の花が咲くそうです。

神馬(しんば)

どんな毛色の馬であっても白馬になり、吉凶禍福・国の大事を予知したとされてます。

相生の松(あいおいのまつ)

須佐神社 相生の松20220729

本殿の裏に、一本の松であって雄松、雌松の両肌をもった松の木があったそうです。

「須佐之男命」と、妻の「稲田比売命(イナタヒメノミコト)」との夫婦の姿を象徴した松の木ですね。

陰無桜(かげなしざくら)

昔、隠岐の国に耕田の不作が続いたそうです。

これを占ったところ「出雲の須佐大宮の大きな桜が隠岐へ影をさす為」とのことで、須佐国造にお願いし桜が切られました。

その切り株から生じた桜は、今も茂ることも枯れる事も無く今日に至っているそうです。

落葉の槙(おちばのまき)

妻の「稲田比売命」が御子を出産された時、産具を槙の葉で包み・松葉で綴って川に流されると、流れ着いたところに槙(柏)と松が生えてきたそうです。これが落葉の槙と言われます。

星滑(ほしなめら)

須佐の中山の頂近くに岩肌が見え、谷の姿をしている所に白い斑点がみえます。

その白い斑点は、豊年なれば多く、凶年なれば少ないといわれています。

雨壷(あまつぼ)

境内摂社の厳島神社より下、道路の下手の田の畔に岩があります。

その岩の穴をかきまわすと、神の怒りで大暴風雨が起こると伝えられてます。

 

須佐神社の主祭神

須佐神社の主祭神は「須佐之男命」をはじめ、妻の「稲田比売命(イナタヒメノミコト)」。

妻の両親である「足摩槌命(アシナズチノミコト)」・「手摩槌命(テナヅチノミコト)」が祀られています。

そして、須佐神社の入口向かえには「天照社」があり、姉神になる「天照大神 (あまてらすおおみかみ)」 が祀られています。

「須佐之男命」を中心に、妻と妻の両親、そして姉が祀られているので、どこか家族愛を感じてしまいます。

 

須佐神社のご利益

須佐神社のご利益には、良縁・子孫繁栄・家内安全・諸障退散などとされてます。

 

参拝方法(参拝作法)

参拝方法は、一般的な作法とおなじ 「 二拝 二拍手 一礼 」です。

 

須佐神社の御朱印

御朱印は、「須佐神社(須佐大宮)の御朱印」と「出雲國神仏霊場巡りの御朱印」も授けていただけます。

 

須佐神社(須佐大宮)の御朱印

須佐神社 御朱印2_20220717

「須佐神社」の御朱印は、右上に「出雲國」と刻字された赤い朱印。

中央には「須佐大宮」の文字と、「須佐大宮」と刻字された赤い朱印が押されてます。

そして、左に「参拝日」を墨書きされてます。

「出雲國」と刻字された赤い朱印をみると、スサノオの御魂を祀る古社として重みを感じますね。

私は、令和四年七月十七日(参拝日)にいただきました。

値段(初穂料)

値段は300円(初穂料)、境内の社務所にて授与いただけます。

受付場所と時間

受付は、境内の社務所にて授与いただけます。

受付時間は、9:00~16:00

 

出雲國神仏霊場巡りの御朱印(第十八番霊場)

『出雲國神仏霊場巡り』の御朱印は、それぞれの名前や由来などを用いた、漢字一文字を墨書きされます。

また、出雲國神仏霊場巡りは、島根・鳥取の20社寺で行われ、須佐神社は第十八番霊場になります。

須佐神社 神仏霊場御朱印2_20220717

御朱印は、右上に「出雲國神仏霊場第十八番」と刻字された朱印。

中央には「素」の一文字、中央下に「須佐大宮」と刻字された赤い朱印が押されてます。

左には「参拝日」を墨書きされてます。

また、須佐神社「素」の一文字は、“素戔嗚尊” 文字からに想像します。

私は、令和四年七月十七日(参拝日)にいただきました。

値段(初穂料)

値段は300円(初穂料)です。

受付場所と時間

受付は、境内の社務所にて授与いただけます。

受付時間は、9:00~16:00

 

須佐神社のお守り

須佐神社 御守 20220730

須佐神社の「お守り」は、基本1種類です。

色違いやデザイン違いがあります。

値段(初穂料)

値段は500円(初穂料)です。

受付場所と時間

受付は、境内の社務所にて授けていただけます。

受付時間は、9:00~16:00

 

御神塩

須佐神社 御神塩 20220730

須佐神社の社務所では「御神塩」が授与いただけます。

神棚へのお供え・お清めの塩としてお使いできるそうです。

 

須佐神社 境内のご紹介!

鳥居・石柱

須佐神社 正門_20220717

須佐神社の正面入口には、石造りの鳥居と「須佐大宮」と彫られた石柱があります。

鳥居から正面にみえるのは、随神門(ずいしんもん)、そして拝殿とつづいています。

 

手水処

須佐神社 手水処20220718

鳥居をくぐると、すぐ右側に手水処があります。

 

随神門(ずいしんもん)

須佐神社 随神門20220718

正面の鳥居と拝殿の間に、随神門(ずいしんもん)があります。

随神門は、神域を守る随神として外から来る邪霊を、追い払う役割をもつそうです。

 

東末社・西末社

須佐神社 東末社20220718
↑↑↑
随神門をくぐると、右側には「東末社」があります。

そして、左側にあるのが「西末社」です。
↓↓↓
須佐神社 西末社20220718

 

神楽殿

須佐神社 神楽殿20220718

塩井(しおのい) の近くにあるのが「神楽殿」です。

 

拝殿

須佐神社 拝殿20220718

随神門(ずいしんもん)をくぐると、正面には「拝殿」があります。

須佐神社の参拝方法は、「 二拝二拍手一礼 」の一般的な作法です。

 

御本殿

須佐神社 御本殿20220718

須佐神社の「御本殿」は、拝殿の後ろになります。

1861年(文久元年) 建築の大社造りとして、島根県の重要文化財にも指定(1966年5月) されています。

 

大杉さんの木精

須佐神社 大杉さん_20220718

巨木の近くに「大杉さんの木精」 が置いてあります。

大杉さんの葉を、塩井の水を清めた記念品とのことです。

須佐神社 大杉さん2_20220718

大杉さんの木精は、600円です。

 

稲荷社

須佐神社 稲荷社20220718

御本殿の裏側には「稲荷社」があり、丸い耳の石狐がおられます。

 

三穂社

須佐神社 三穂社20220718

須佐神社 境内の一番奥にあるのが「三穂社」です。

「三穂社」は、男女の神が祀られていて本殿がふたつあります。

 

天照社

須佐神社 天照社20220718

須佐神社の入口・鳥居の向かいの奥に「天照社」があります。

「天照社」では、須佐之男命 (スサノオノミコト)の姉神になる 天照大神 (あまてらすおおみかみ) が祀られています。

弟想いの姉が、少しだけ距離をあけて見守りような感じですね。

 

社務所

須佐神社 社務所_20220717

「社務所」は、拝殿の右側になります。

こちらの「社務所」で、御祈祷のお申込みや、お守り・御朱印などが授与いただけます。

受付時間は、9時~16時ですよ。

 

須佐神社の神事・祭日

神事

朝覲祭 (ちょうきんさい)例年 4 月 18 日(例大祭に引き続き斎行)
百手神事 (ももてしんじ)例年 4 月 19 日(例大祭古伝祭の午後に斎行)
陵王舞 (りょうおうのまい)例年 4 月 19 日(例大祭古伝祭に引き続き斎行)
切明神事 (きりあけしんじ)例年 8 月 15 日(午後に斎行)

祭日

歳旦祭(さいたんさい)1月1日早朝
節分祭(せつぶんさい)2月節分に執り行われます
祈年祭(きねんさい)2月17日
例祭・朝覲祭(れいさい・ちょうきんさい)4月18日
古伝祭(こでんさい)4月19日
切明神事祭(きりあげしんじさい)8月15日
秋季祭(あきまつり)10月17日
新嘗祭(にいなめさい)11月23日
大祓(おほはらひ)6月30日 / 12月31日
月次祭(つきなみのまつり)毎月15日

 

駐車場

須佐神社 駐車場20220718

須佐神社の駐車場は、鳥居の前を通り左折したところにあります。

普通車が30台ほど駐車でき、新しいトイレも設置されてます。

 

須佐神社へのアクセス

須佐神社には、出雲市駅から路線バス、または マイカーのご利用になります。

路線バス

路線バスの場合、須佐神社の最寄りのバス停は「須佐」になります(出雲市駅からバスで約40分)。

ただ「須佐」バス停から「須佐神社」には約3kmほどになりますので、更にタクシーの利用が必要になります。

→ 一畑バス ホームページ(須佐線)

マイカー

出雲市中心地から「須佐神社」には、約40分程度になります。

→ 須佐神社 HP(交通アクセス)は、こちら!

 

須佐神社 まとめ

「須佐神社」は、出雲市佐田町の山あいに立ち、大自然に囲まれ神秘的な雰囲気が漂い、最強のパワースポットとして知られています。

その理由には、全国で唯一、須佐之男命の御魂を祀る神社です。

さらに、御本殿の後方には、樹齢1300年と伝えられる「大杉」があります。

この大杉の姿は、威厳に満ち溢れ・強い生命力を感じることから、テレビでも最強のパワースポットとして紹介されました。

 

そして、境内には「須佐の七不思議」と語られる伝説があります。

七不思議とは、「塩井・しおのい」「神馬・しんば」をはじめ、7つの伝説が語り継がれています。

 

御朱印は2種類になり「須佐神社の御朱印」と「出雲國神仏霊場巡りの御朱印」を授けていただけます。

お守りは、基本1種類になり、色違いやデザイン違いがあります。

その他の授与品では、神棚へのお供え・お清めの塩として使う「御神塩」を授与いただけます。

 

「須佐神社」は、出雲市佐田町の山あいにあり、出雲市中心地から車で40分程度になります。

訪れるには時間は掛かりますが、神秘的でパワーを感じる「須佐神社」を体感してくださいませ。

是非、よろしくお願いします。

 

その他情報

須佐神社・すさじんじゃ

住所:島根県出雲市佐田町須佐730

電話番号:0853-84-0605

社務所受付時間:9時~16時

公式ホームページ:susa-jinja.jp

 

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