野見宿禰神社(のみのすくね じんじゃ)は 出雲大社の摂末社、スポーツを志す人々に信仰されています。
そして、 野見宿禰(のみのすくね)は古くより相撲の祖と称えられ、境内には土俵があります。
その野見宿禰について、調べてみましたので、是非ご参考にお願いします。
野見宿禰(のみのすくね)
野見宿禰命は、第13代出雲國造・襲髄命(かねすねのみこと)の別称とのことです。
相撲の祖(由来)
垂仁天皇の御代7年、大和国に当麻蹶速(たいまのけはや)という力人がおりました。
当麻蹶速(たいまのけはや)は天下一の力人であったことから、垂仁天皇は当麻蹶速に匹敵する者が他にいないだろうかと、お尋ねになられました。
そのとき、一人の家臣から出雲国には野見宿禰という力人がいることを申し伝え、その後 野見宿禰は朝廷へとおもむきました。
そして、当麻蹶速と野見宿禰による御前相撲が執り行われ、野見宿禰は見事に打ち勝ちました。
このことが『日本書記』に伝えられ、野見宿禰は古くより相撲の祖と称えられてます。
野見宿禰神社は、相撲を始めスポーツを志す人々に、広く篤く信仰されています。
出雲大社・外苑相撲場
野見宿禰神社の南側には、立派な土俵(出雲大社・外苑相撲場)があります。
そして「野見宿禰わんぱく相撲大会 出雲場所」が開催され、出雲市内の小学1年生~6年生を対象に、子供たちの成長・育成を願う相撲大会です。
→ 「野見宿禰わんぱく相撲大会 出雲場所」
横綱・土俵入り
平成の大遷宮の奉祝行事として、両横綱による土俵入りが行われました。
2016年10月27日、出雲大社・外苑相撲場にて、横綱「日馬富士」と「白鵬」が土俵入りを奉納しました。
大勢の観客の掛け声に合わせ、力強く四股を踏むと、大きな拍手が送られました。
野見宿禰は、文武両道の神
野見宿禰が朝廷へ仕えた際に、墓陵での殉葬を取り止めとされ、代わって埴輪(はにわ)を納める葬儀を考案されました。
野見宿禰は、その功績が称えられ焼物に適した土地を与えられたそうです。
そして、土部・土師職(はじのつかさ)に任じられ、野見宿禰は 文武両道の神として崇められています。
野見宿禰神社 場所
野見宿禰神社は、出雲大社正門(勢溜)から下り参道をすすみ「祓橋」を渡ると左側(西側)に「野見宿禰神社」があります。
(出典:出雲大社 公式ホームページ)
出雲大社ご参拝の際には、「野見宿禰神社」にもお立ち寄りください。
是非よろしくお願いします。
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