出雲大社のしめ縄!意味や場所(どこ・行き方)をはじめ、重さや掛け替えは?そして逆に張られるわけ!

出雲大社には旧暦の10月や長い連休をはじめ、年間をつうじて全国から多くの方々が御参拝に訪れます。

縁結びの神様で知られる出雲大社ですが、しめ縄(大しめ縄)でも全国に知られています。

今回は、出雲大社しめ縄の意味場所に張られる訳けなどを調べてみました。

是非、ご参考にお願いします。

 

出雲大社 しめ縄の意味

しめ縄とは、神の領域と人の住む世界とを隔てる結界という、とても重要な役割があります。

また「結界」が神の領域を守ることで、いつまでも神聖な状態に保たれています。

出雲大社に飾られた大きなしめ縄は、とても有名な存在として知られています。

 

出雲大社 しめ縄の場所(どこ)

出雲大社で知られる大きなしめ縄の場所は、拝殿(はいでん)神楽殿(かぐらでん)の2か所です。

そして、大しめ縄といわれるのは、出雲大社の神楽殿になります。

出雲大社 境内マップ 20220122

(出典:出雲大社 公式ホームページ

 

拝殿(はいでん) しめ縄

出雲大社拝殿20221119

出雲大社の拝殿は、正門(二の鳥居/勢溜)から下り参道・松の参道を通り、四の鳥居(銅の鳥居)をくぐると真正面にあります。

 

出雲大社 銅の鳥居(四の鳥居)20220703
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四の鳥居(銅の鳥居)から拝殿がみえます。

 

神楽殿(かぐらでん) 大しめ縄

出雲大社 神楽殿 20220801

出雲大社の神楽殿は、拝殿や八足門の西側(左手)、素鵞川(そががわ)を渡ると神楽殿に着きます。

 

出雲大社から神楽殿 20220710

拝殿や八足門の西側(左手)に進むと、神楽殿・千家国造館に向かう門があります。

 

出雲大社 神楽殿 入口20220710

もう一つのルートは、出雲大社の大駐車場(外苑駐車場)を北側に進むと、すぐに神楽殿がみえます。

 

出雲大社 しめ縄(大しめ縄)の重さ

出雲大社 神楽殿(大しめ縄2)20220703

(神楽殿の大しめ縄)

 

拝殿・神楽殿 しめ縄の長さ・重さ

拝殿長さ6.5m重さ1t
神楽殿長さ13.6m重さ5.2t

拝殿のしめ縄は、長さ6.5m・重さ1t、大きなしめ縄です。

その一方、神楽殿のしめ縄は、長さ13.6m・重さ5.2tもあり「大しめ縄」として知られるのが分かりますね。

 

出雲大社のしめ縄! 逆に張られるわけ?

出雲大社のしめ縄は、一般的な神社と異なり左右が逆に張られています。

その異なる張り方を調べますと、

一般的な神社(神社神道)では、神様に向かって右方を上位」「左方を下位」とされてます。

しめ縄も同様で、右方が綯い始めで、左方を綯い終りとするのが、一般的な神社の張り方になります。

出雲大社 八足門20220615

しかし出雲大社では古くより、神様に向かって左方を上位」「右方を下位」とする習わしがあります。

これを示すものとして、

御本殿内には「天之御中主神・高御産巣立日神・神産巣立日神・宇麻志阿斯訶備比古遅神・天之常立神」の五柱の神が祀られています。

第一の神となる「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」が、一番左に祀られていることから左方が上位と示されています。

また、江戸時代では、上位へのお供え物は向かって左へ(左方を上位)、下位のお供え物は向かって右へ(右方を下位)進める作法が記録されています。

このように、出雲大社では一般的な神社とは異なり左方を上位」「右方を下位」とする習わしがあり、それを示すしめ縄も左方が綯い始めで、右方を綯い終りとする張り方になります。

そのため、出雲大社のしめ縄は、左右が逆に張られています

 

出雲大社 しめ縄の掛け替え時期

出雲大社のしめ縄は、天候などによる傷み具合により4~8年に一度、掛け替えをされています。

現在の神楽殿の大しめ縄は、2018年7月「平成の大遷宮」にあわせて、6年ぶりに掛け替えられました。

神楽殿の大しめ縄は、1981年神楽殿が御造営されて以来、7度目の掛け替えとのことです(前回の掛け替えは2012年)。

 

出雲大社のしめ縄(まとめ)

しめ縄とは、神の領域と人の住む世界とを隔てる結界という重要な役割があり、神の領域は神聖な状態に保たれています。

出雲大社で知られる大きなしめ縄の場所(どこ)は、拝殿(はいでん)神楽殿(かぐらでん)の2か所です。

そして、大しめ縄といわれるのは、出雲大社の神楽殿になります。

しめ縄の長さ・重さは、

拝殿のしめ縄は、長さ6.5m・重さ1tです。

その一方、神楽殿のしめ縄は、長さ13.6m・重さ5.2tもあり「大しめ縄」として知られるのが分かりますね。

また、出雲大社のしめ縄は、一般的な神社と異なり左右が逆に張られています。

そのわけは、出雲大社では一般的な神社とは異なり、古くより神様に向かって左方を上位」「右方を下位」とする習わしがあります。

そのため、出雲大社のしめ縄は、左右が逆に張られています

最後に、しめ縄は、4~8年に一度、掛け替えをされています。

現在の神楽殿の大しめ縄は、2018年7月「平成の大遷宮」にあわせて、6年ぶりに掛け替えられました。

 

 

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