稲佐の浜の砂!出雲大社で「お清めの砂」と交換いただく方法や手順

稲佐の浜の砂は、出雲大社の「素鵞社(そがのやしろ)」で、お清めの砂と交換していただけます。

出雲大社のお砂と交換いただく、方法や手順について纏めました。

 

稲佐の浜と出雲大社の位置関係

稲佐の浜は、出雲大社の西側、1キロほどに位置しています。

徒歩ルート(出雲大社~)

稲佐浜までは徒歩では、出雲大社の正面を西に向かうルート(やまね通り)で、約13分の道のりです。

もうひとつは、出雲大社の正面から「そば 荒木屋」「四つ角」「かねや そば」を通り、稲佐の浜に向かうルートです。

少し時間を要しますが、この道が「神迎えの道」です。

徒歩では「やまね通り」が一般的ですが、時間に余裕があれば「神迎えの道」からも人気がありますよ。

車ルート(島根・出雲IC~)

出雲インターからだと「旧大社駅」「宇迦橋(うがばし)」「神門通り」を通り、出雲大社からのルート。

もうひとつは、稲佐の浜の南から来る、海岸線を通るルートがあります。

出雲インターから国道431号線を進むと、海岸線を通るルートになります。

バスのルート(出雲大社~)

稲佐の浜のバス停は、日御碕行きのバスの途中にあります。

稲佐の浜 バス停

バスの本数は少ないので、出雲大社のバスセンターで確認してください。

出雲大社のバスセンターは、出雲大社の大駐車場の西側にあります。

【紹介記事】「稲佐の浜から出雲大社」への行き方! 徒歩やバス、車などの利用情報

 

出雲大社・素鵞社(そがのやしろ)の砂と交換する由来

【素鵞社】の読み方は、「すがのやしろ」ではなく、「そがのやしろ」です。

出雲大社(素鵞社)で砂を交換する由来は、素鵞社の砂は「お清めの砂」として、古くからいただく信仰があるそうです。

素鵞社で交換いただいた砂は、地鎮祭などに使われます。

そして、お清めの砂として、お守りや厄除けになると言われています。

なので素鵞社の砂には厄災・招福のご利益や効果があるそうです。

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稲佐の浜で砂を収集!(お砂取り)

稲佐の浜 砂の収集

稲佐の浜で砂を収集するには、砂を入れる容器やビニール袋などが必要です。

浜に降りた近くでは、サラサラの砂なので、収集は簡単です。

でも、小さなスコップがあれば、便利ですよ。

そして、マナーとしては、砂を収集した後は、きちんと平らにしてください。

 

出雲大社に向かう!

出雲大社には、自家用車やレンタカーだと便利ですが、徒歩だと、15分ぐらいです。

なので、砂をたくさん持つと、道中大変です。

弁天島の正面から東に向かうと、出雲大社です。

途中には、奉納山(左側)や、出雲阿国の墓(右側)などがあります。

実は、弁天島から100メートルほど南に進み、東に向かう道が「神迎えの道」です。

稲佐の浜 神迎えの道 画像

また、出雲大社への道(神迎えの道)は、神在月(旧暦の神無月)では、神々が通られます。

 

出雲大社で参拝が必要!

出雲大社 砂 どうする?

素鵞社で砂を交換するには、出雲大社での正式な参拝が必要です。

出雲大社 境内の案内図

参拝の方法

出雲大社の参拝は「二礼 四拍手 一礼」です。

詳しい情報(参拝方法)は、こちらの記事をご参考に!

→ 出雲大社の参拝方法はなぜ「四拍手」? 一般的な作法と異なるわけとは

そして、参拝の順路は、

① 勢溜 (せいだまり)
② 祓社 (はらえのやしろ)
③ 祓橋 (はらえのはし)
④ 手水舎(てみずや)
⑤ 拝殿 (はいでん)
⑥ 八足門(やつあしもん)
➆ 十九社(じゅうくしゃ)
⑧ 素鵞社(そがのやしろ)
⑨ 神楽殿(かぐらでん)

① 勢溜(せいだまり)

神門通りから出雲大社の正面にある、勢溜の鳥居から境内に入ります。

境内に入ると、下りの参道です。

参道では、左右いずれかの端を通ってください。

参道の真ん中は、神様がお通りになられます!

② 祓社(はらえのやしろ)

出雲大社 祓社(はらえのやしろ)

参道の中ほどには「祓社」があります。

この社は、まず心身を清めるために参拝します。

→ 出雲大社の祓社・はらえのやしろ! 最初に参拝をすることが大事と伝えられるわけとは?

➂ 祓橋(はらえのはし)

出雲大社 祓橋(はらえのはし)

出雲大社には、素鵞川が流れています。

この素鵞川は、出雲大社の背後に立つ八雲山(禁足地)から流れる清流なのです。

素鵞川を跨ぐ「祓橋」を渡ることで、祓社と祓橋とで、二度も心身を清めます。

それぐらい、この先は、神域であることが分かります。

④ 手水舎(てみずや)

出雲大社 手水舎(てみずや)

この「手水舎」は、両手と口を浄めます。

作法は一般的で、「左手を洗う」「右手を洗う」「口をすすぐ」の手順です。

⑤ 拝殿(はいでん)

出雲大社 拝殿(はいでん)

鳥居をくぐると、大きな「拝殿」に着きます。

拝殿を参拝します。

⑥ 八足門(やつあしもん)

出雲大社 八足門(はっそくもん)

「八足門」の奥には、「本殿」があります。

お正月や、特別なとき以外では、本殿にむかう扉は開いてないです。

そのため、八足門から本殿にむかって参拝をします。

➆ 十九社(じゅうくしゃ)

出雲大社_十九社(じゅうくしゃ)

神在月では、神在祭が斉行されます。

このとき、全国の神々は、境内の東西にある「十九社」で過ごされます。

【紹介記事】 出雲大社の十九社・じゅうくしゃ! 神様の宿所として扉が開くのはいつ?

⑧ 素鵞社(そがのやしろ)

出雲大社_素鵞社(そがのやしろ)

本殿の裏手に、「素鵞社」があります。

素鵞社は、スサノオノミコトをお祀りする摂社なのです。

階段を上がる前に、まず一礼をしてください。

そして、参拝すれば、砂の交換ができます。

⑨ 神楽殿(かぐらでん)

出雲大社_神楽殿(かぐらでん)

「神楽殿」は、大しめ縄で有名です。

結婚式をはじめ、さまざまな祭事や行事が執り行われます。

 

素鵞社で砂の交換!

素鵞社を参拝すると、砂の交換をします。

出雲大社の砂(素鵞社)

  • まず、社を左側から回り込みます
  • 軒下には、砂が入った木箱があります
  • その木箱に、稲佐の浜の砂を入れます
  • 乾いた色の砂をいただきます(スコップがあれば便利です)
  • 最後に、素鵞社の正面にまわり、一礼して立ち去ります。

もちろん、交換した砂はいただけますよ。

 

詳しい情報(素鵞社)は、こちらの記事をご参考にお願いします。

→ 出雲大社の素鵞社・そがのやしろ! パワースポット(岩など)で知られるわけとは?

 

出雲大社の砂 ご利益を授かるには(マンションなど 砂の使い方)!

出雲大社から持ち帰った砂=「お清めの砂」 使い方の一例になります。

ご参考に、お願いします。

マンション の場合

マンションやアパートの場合は、間取りの東西南北の四隅に、容器やお皿に入れて大切に置きます。

お部屋の全体を清めることで、厄除けになると言われています。

できれば、容器やお皿は、定期的に交換してくださいね。

一軒家の場合

一軒家の場合では、自宅周りの四隅や建物、お庭、田畑などに撒き、土地や建物全体を清める感覚でお願いします。

そのことで、厄除けになると言われています。

砂を身につける

お守り袋などを用意して、その中に、砂を入れます。

お清めの砂を身につけることで、ご利益を授かると言われます。

 

出雲大社・北島国造館の「お清めの御砂」

北島国造館 お清めの砂 表面
↑↑↑
出雲大社 本殿の東に位置する『北島国造館』では、「お清めの御砂」を授与いただけます。

値段 500円(初穂料)

北島国造館の授与所にていただけますよ。

 

稲佐の浜 駐車場は3か所(無料)!

2022年7月現在、稲佐の浜の駐車場は3か所です。

稲佐の浜の付近には、駐車場の案内板がないので、次の地図を参考にしてください。

稲佐の浜_周辺マップ

 

 

稲佐の浜・出雲大社 周辺情報

出雲大社を中心に、周辺の情報になります。

是非、ご参考にお願いします。

 

出雲大社の北には八雲山!

出雲大社の北、本殿の背後に立つのが「八雲山」です。

この八雲山は聖域とされ、禁足地です。

参拝ルートは整備されていますが、許可なく入山することはできませんよ。

出雲大社の南には

出雲大社から南側に、「大鳥居」までの300メートルほどの通りを「神門通り」と言います。

一畑電鉄「出雲大社駅」は、神門通りの中ほどにあります。

そして、大鳥居の南300メートルには、重要文化財「旧大社駅」があります。

出雲大社の東には

出雲大社から東に伸びる道沿い(国道431号線)には、「歴史博物館」「お宿 月夜のうさぎ」、その先には「島根ワイナリー」です。

「北島國造館」は、歴史博物館の北側にあります。

出雲大社の西には稲佐の浜!

出雲大社から西に向かうと、1キロほどで日本海があり、そこに「稲佐の浜」と「弁天島」があります。

その途中には、「出雲阿国の墓」「阿国寺」「奉納山」があります。

そして、稲佐の浜から海岸線を、北に8キロ進むと「日御碕」「日御碕灯台」「日御碕神社」です。

稲佐の浜 神話のスポット(屛風岩)

稲佐の浜の近くにある、国譲り神話の地「屏風岩」。

神話では、大国主大神と武甕槌神(たけみかづちのかみ)は、この屏風岩を背にして、国譲りの話し合いをされたそうです。

国譲りの神話「屏風岩」は、民家の庭にあります。

稲佐の浜にある屛風岩

 

稲佐の浜 待ち受けにする!

稲佐の浜は、最強パワースポットの一つと言われています。

その理由は、

  • 稲佐の浜(神話の舞台、神々を迎える神事)
  • 弁天島 (海の神、沖御前神社)
  • 夕日のスポット(日本の渚百選)
  • 稲佐の砂(出雲大社 素鵞社での砂交換)

など、様々にあります。

稲佐の浜を訪れる方には、弁天島を背景にした写真を、スマートフォンなどの待ち受けにしている人が多いそうです。

稲佐の浜を待ち受けにする効果としては、最強のパワースポットと言われるだけに、良いことがありそうですね。

稲佐の浜 砂に関する質問

稲佐の浜 どこの砂?

稲佐の浜は、島根県出雲市大社町にあり、神在月(旧暦の10月)に全国の神さまがお集まりになる場所です。
この稲佐の浜の砂を、出雲大社の一番奥にある【素鵞社(そがのやしろ)】にある「お清めの砂」と呼ばれるご利益のある砂と交換し持ち帰ります。

出雲大社の砂 どこに置く?

出雲大社の砂は、「家の四隅に置くと災いから守ってくれる」と言われており、自宅周りの四隅に置くのが良いとされています。

また、お守り袋などに入れて身につけることで、ご利益を授かるとも言われます。

→ 詳しくは、こちら

出雲大社のタブーは何ですか?

出雲大社の向かって右側に大きなしめ縄で有名な神楽殿がありますが、昔は このしめ縄にお賽銭を投げ入れ、落ちてこないと願いがかなうなどのうわがありましたが、公式サイトでも「神聖な注連縄にお賽銭を投げ入れるという行為は、神様に対して失礼にあたる」と注意されています。

しめ縄には絶対にお賽銭を投げないようにしてください。

出雲大社の二の鳥居の前には、有名人の実家が・・・

誰もが写真を撮る出雲大社の入り口となる二の鳥居の手前50mのところには、老舗旅館「竹野屋」があり、「竹内まりや」さんのご実家なのです。

出雲大社の二の鳥居、勢溜にある大鳥居がこちら。

 

竹野屋さんには、宿泊することが出来ます。


→ 竹野屋さんは、こちらから一休.comで予約できます

→ 竹野屋さんは、こちらから楽天トラベルで予約できます

そして、出雲大社の正面に着くと、東西の道があります。

 

まとめ

稲佐の浜は、出雲大社の西側、1キロ(徒歩15分)ほどにあります。

稲佐の浜は、浜に降りた近くでは、サラサラなので収集は簡単(スコップがあれば便利です)。

そして、素鵞社の砂は「お清めの砂」として、古くからいただく信仰があります。

稲佐の浜の砂を、素鵞社で交換するには、出雲大社で正式な参拝が必要。

出雲大社の参拝は「二礼 四拍手 一礼」です。

そして、素鵞社を参拝すると、砂の交換ができます。

出雲地方は神在月です!

 

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